今季第2戦のみどころ「ジャンプは、高さより低さに注目!?」


全日本モトクロス選手権の今季第2戦となる関東大会は、4月19日(土)~20日(日)に埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジで開催される。コースは、荒川と入間川に挟まれた河川敷のフラットな土地に、難易度が高い数多くのジャンプと、タイトターンを中心としたコーナーをレイアウト。毎回、白熱のバトルが繰り広げられているのだ!

レーススタート
ただビヨ~ンと飛んでいるわけじゃない!
竹中選手

このコースで注目したいのは、なんといってもバリエーション豊かなジャンプの数々。これらを、全日本トップライダーたちが華麗にクリアする姿にうっとりしよう!
ところで、モトクロスを表現する文章では、「高く舞い上がるジャンプ」というのがよく使われてきたが、じつはこれ、速さを求めるレースの世界では、あまりいいことではない。というのも、ジャンプしている間というのは、基本的には加減速や旋回ができない、ある意味でムダな時間でもある。そこでトップライダーたちは、「いかに早くタイヤを地面につけて、次の動作を開始するか」も考えながら、バイクをジャンプさせているのだ。

そのための代表的なライディングテクニックが、スクラブと呼ばれるもの。これは、スピードを落とさずジャンプを低く飛ぶために、踏み切りでバイクを寝かせることでサスペンションが伸びる力を横に逃がす技。モトクロスバイクは、前に進もうとする力だけでなく、サスペンションが反発する力によってジャンプしている。後者はとくに、ジャンプの高さに影響を与える要素なので、これを減らすことで低く飛ぼうというわけだ。

成田選手
星野優位選手

このコースの場合はフィニッシュジャンプやコース中央のテーブルトップジャンプなどで、スピードを殺さずジャンプを低めに飛ぶテクニックが生かされるはず。「どのライダーが低いのか」に注目してみるのもおもしろそうだ。

レースインターバルは出店にも注目だ!
boothyatai
booth2

関東大会の魅力は、コースサイドに設けられた数々の出店ブースにもある。
まず、飲食ブースが非常に充実。観客数が多いことから、ピークとなるお昼休みには長蛇の列ができることもあるが、さまざまなフードを食べながら観戦を楽しめる。また、モトクロス用品を取り扱うショップや、大会スポンサーである埼玉トヨペットの展示エリアなど、そのバリエーションはとても豊富。どっぷり丸一日、レース時間以外も飽きることなく遊べてしまうぞ!

JMX観戦達人のちょい技「渋滞回避にもなる満喫スケジュールだ!」

成田選手

クルマで来場した、家までの距離がそれほど遠くない観客にお薦めするのが、どっぷり最後まで会場に残ってライダーとの触れあいを楽しむ、「夕方まで満喫プラン」だ。日曜日最終レースのIBオープンが終了するのが16時半。ここからさらに1時間くらい、パドックをウロウロして、お目当てのライダーからサインをもらっちゃおう! 日中はレースの準備で忙しいライダーも、この時間帯ならたいてい余裕があるから、いつも以上に余裕を持ってフレンドリーに接してくれる(レースの成績にもよるかもだけど……)。しかもこうしているうちに、うまくすれば駐車場出口渋滞も回避できる。ちなみに達人は、いつもレース終了後にはじまる、飲食屋台の出血大サービスもお目当てのひとつですが……