今季第7戦のみどころ ふかふか路面で深いバンク角!


今季も年間9戦で競われる全日本モトクロス選手権は、早くもシーズン終盤へ。第7戦近畿大会が、9月13日(土)~14日(日)に奈良県の名阪スポーツランドで開催される。大阪や名古屋などの大都市圏からバイクやクルマでのアクセスがしやすい点も、観客にとって魅力のコース。長い夏休みを挟んだ大会で、ニューヒーローの誕生なるか?

IA1スタート
開けっぷりのいいライダーを探そう!
岡野聖

第7戦近畿大会の舞台となる名阪スポーツランドは、サンド質の路面を持つ。モトクロスの経験がなくても、砂浜を歩いたことがある人は多いと思う。砂の路面に踏み入れると体重で足が埋まり、固く締まった土の路面よりも、スリップするイメージは少ない。モトクロスでも、これと同じような状況が生まれることから、ワダチなどのタイヤが引っかかる要素がない平らな路面で比べると、土の路面よりも砂の路面のほうが、マシンがバンクしやすい傾向にある。というわけで名阪では、まず全日本トップライダーたちの深いバンク角に注目してみたい。

また、砂の路面は抵抗が大きく、パワーが喰われやすい傾向にある。名阪はそこまでディープなサンドではないが、ハイスピードレイアウトを採用していることもあり、ライダーがスロットルを大きく開けていくシーンも多い。その迫力を、ぜひ間近で体感しよう!
 

平田優
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ちなみに、過去2年の大会では、12年に通り雨、13年には午前中にまとまった量の降雨があった。しかし、水はけが良いのもサンドコースの特徴。路面には、それほど大きな悪影響はなかった。ただし昨年は、砂が固く締まったことで、深いワダチやギャップが発生しやすい状況となった。もちろんドライのレースを望むが、降雨の場合は、より難易度が高くなった路面をトップライダーたちがどう攻略していくのかにも注目したい。

東側もチェックしておこう!
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名阪スポーツランドのコースは、大きく西と東にわかれている。スタートおよびフィニッシュラインのある西側が長く、東側は短めのため、観戦はどうしても西側が中心となりやすいが、ハイスピードで大きなジャンプが設けられることが多い東側も、見どころはたくさん。レースごとに観戦ポイントを変えながら、どちらも楽しみたい。ちなみに、西と東の中間付近にある丘に登ると、コースのかなり広範囲を見渡すことができる。また東側は、上下2段の構造で、スタート&フィニッシュがある上段はフラットに近く、下段にはアップダウンも豊富。下段は、残念ながら一般客が立ち入れるスペースがあまりないので、下を見渡せるような場所を確保しながら、上段をメインに観戦するのがお薦めだ!

日本代表選手の調子もチェック!

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今大会の2週間後、9月27日(土)~28日(日)には、伝統ある国別対抗戦の「モトクロス・オブ・ネイションズ」が欧州のラトビアで開催される。この競技は、各国3名のライダー(MX1/MX2/MXオープン)が参戦。予選で20ヵ国以内に入ると、2クラス混走で行われる3つのレース(MX1&MX2、MX2&MXオープン、MX1&MXオープン)を走ることができる。そして、各国6つのリザルトから成績が良かった5つを総合して、「どの国が一番速いのか!」を決定する。日本はかつて6位を記録したことがあるが、若手主体で臨んだここ2年は予選落ちを喫している。
今年はこのネイションズ代表選手に、全日本ではIA1を走る“絶対王者”の成田亮選手(#1)、IA1でのランキングは現在3番手ながら4年間の世界選手権フル参戦経験がある熱田孝高選手(#5)、IA2で圧倒的な速さをみせている勝谷武史選手(#888)が選出された。ベストメンバーとの呼び声高い3名が、ネイションズに向けてどのような走りを披露するかにも注目したい!

JMX観戦達人のちょい技「宿泊よし、日帰りよしの好立地!」

名阪スポーツランドは、東名阪および西名阪というふたつの有料道路に接続することで長年に渡り名神高速の代替機能が与えられてきた、無料自動車専用道路の名阪国道に隣接している。小倉または神野口というインターチェンジから、いずれも約5分というベストロケーション。このため、大阪や名古屋といった大都市から、バイクやクルマでとてもアクセスしやすい。つまり、決勝日のみの日帰り観戦にも最適なコースなのだ。一方で予選日からの宿泊組も、この名阪国道を使うことで、お隣の三重県にある忍者で知られた伊賀上野(伊賀市)や、さらに足を伸ばして亀山市内、奈良県側なら天理市などへ、イージーにアクセスできるため、ビジネスホテルや旅館を手配しやすい。ぜひ、愛車で観戦に!

チケット情報
http://www.mfj.or.jp/user/contents/Watching-a-game_info2014/motocross/ticket_event/r7.html
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