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第7戦プレビュー「今年の夏休み明けは恒例の名阪!」

約1ヵ月半のサマーインターバルが終了。全日本モトクロス選手権第7戦は、9月10日(土)~11日(日)に開催されます。昨年はスポーツランドSUGOでしたが、今年は一昨年までのスタイルに戻り、奈良県の名阪スポーツランドが夏休み明け最初の舞台。シーズンは、早くも残り3戦。終盤の流れを占うという点においても、重要な一戦です!

白いルーストを豪快に上げて走るカッコよさ!

2012年からは春の大会がなくなり、毎年9月上旬に設定されている近畿大会。その舞台となるのは、三重との県境に近い奈良県の名阪スポーツランドです。
このコースは、白っぽいサンド系の土質を特徴としています。サンドは、走行時にタイヤが路面から受ける抵抗が大きめでパワーがロスされやすく、逆にバイクを深くバンクさせたときに受け止めてくれる方向にあることから、この大会では、日本のトップライダーたちがいつも以上にスロットルを大きく開けながらマシンを前に進め、深くマシンを寝かしこんでコーナーをクリアする姿を、たくさん見ることができます。
コースは、大きく西側と東側にわかれ、メインとなるのは西側。スターティングゲートやフィニッシュジャンプもこちら側にあります。また、西側は高低差があり、コース中間付近ではコース序盤よりも一段低い位置に下り、そこから上って東側につながるイメージ。この一段低い部分は、コースの近くで観戦できるエリアが残念ながらないのですが、高い場所からある程度の広い範囲を見ることができます。一方の東側は、西側と比べてかなり距離が短いのですが、コース終盤で難しいジャンプやリズムセクションなどが配されてきたことから、これまでも大きな勝負ポイントのひとつになってきました。ときにはこちら側にも、足を運んで観戦したいところです。
なお名阪には、山の上から広範囲を見渡せる観戦ポイントが複数個所あります。レース全体を眺めるなら、こちらがお薦めです。もちろん、応援の力を選手に届けたいなら、少しでもコースの近くへ。旗を振ったり声を上げたりして、選手にパワーを送りましょう!

猛暑と台風な今年。観戦も充実装備で!

今年、日本列島には8月にもかかわらず何度も台風が上陸。一方で西日本は、大変な猛暑が続いてきました。そもそも、山の中に位置する名阪スポーツランドは、天候が急激に変わりやすい場所としても知られています。残暑による熱中症などにも気をつける一方で、降雨や朝晩の急激な気温の低下にも対処できるよう、レインウエアや長靴、軽く羽織れる上着なども準備しておくほうが無難かもしれません。
ちなみに、過去3年間の大会当日天候を調べてみると、昨年の決勝日は朝から曇り空で、練習走行時間は雨。ここから天気が回復して、お昼以降は晴天となりました。2014年の決勝日は晴れ時々曇りで残暑が厳しく、2013年は午前中にまとまった量の降雨がありました。

第7戦で注目のライダーは?

前戦を終えた夏休み前の段階で、最高峰クラスのIA-1でシリーズランキングトップを守るのは、ホンダファクトリーチームの成田亮選手(#982)。前戦の決勝ヒート1では、スタート直後のクラッシュでマシンが破損した影響により、大きくポイントを取りこぼしましたが、ヒート2ではきっちり勝利を収めて、30ポイントのリードを奪っています。昨年は両ヒートで勝利を収めたこのコースで、さらにリードを拡大できるかに注目が集まります。
この成田選手を追うランキング2番手が、前戦ヒート1で今季初優勝を挙げた、カワサキファクトリーチームの新井宏彰選手(#331)。さらに、この新井選手と19ポイント差のランキング3番手で熱田孝高選手(#2)、さらに4ポイント差で小島庸平選手(#1)と、スズキファクトリー勢も続いていて、激しい争いが繰り広げられる予感もあります。

なお、ランキング5番手につけていたヤマハファクトリーチームの平田優選手(#99)は、第5戦終了後における暴言および威圧的行為に対する裁定により、今大会の出場停止が決定されています(http://www.mfj.or.jp/user/top/info/detail.php?aid=3473)。チームメイトの三原拓也選手(#6)も第4戦でのケガにより欠場が続いていて、ヤマハファンには残念なところですが、今大会には前戦に続いて地元の名阪レーシングから、ヤマハに乗る安原志選手(#7)がスポット参戦。米国にわたって鍛えてきた走りに注目です!

また、4スト250ccマシンが走るIA-2では、ホンダファクトリーチームから参戦するポイントリーダーの能塚智寛選手(#28)を、ヤマハのマシンを駆る岡野聖選手(#31)が、21ポイント差で追っています。この2強に、前戦ではヤマハの若手育成チームから参戦するランキング4番手の渡辺祐介選手(#32)が加わり、熱いバトルを繰り広げました。ここ数戦、レース序盤に鋭い速さを披露してトップ争いを演じているランキング3番手の古賀太基選手(#122)とともに、その走りに期待が集まります。

「好立地なので、バイクやクルマで!」

名阪スポーツランドは、東名阪および西名阪というふたつの有料道路に接続することで、長年にわたって名神高速の代替機能が与えられてきた、無料自動車専用道路の名阪国道に隣接しています。コースの入り口は、この名阪国道から見えるほど。しかも、小倉または神野口というインターチェンジから、いずれも約5分というベストロケーションです。大阪や名古屋といった大都市から、バイクやクルマでとてもアクセスしやすい環境ですから、日帰りでもよいので、ぜひ会場で生観戦してください。予選から両日観戦なら、この名阪国道を使えば、お隣の三重県にある忍者で知られた伊賀上野(伊賀市)や、さらに足を伸ばして亀山市内、奈良県側なら天理市などで、宿泊場所が確保できます。名阪国道は、取り締まりも多い道路ですから、くれぐれも道中は安全運転で!

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