全日本モトクロス最終戦の見どころ

各クラス覇者決定。ゲスト陣も豪華!

今季の全日本モトクロス選手権シリーズはいよいよ最終戦。宮城県のスポーツランドSUGOを舞台とする「第56MFJ-GPモトクロス大会」が、1027日(土)~28日(日)に開催されます。IA1IA2は、し烈なチャンピオン争いがこの最終戦まで継続されるのに加えて、海外で活躍する外国人と日本人のライダーが多数参戦。見逃せない一戦になりそうです!

今年も海外のレースで活躍する選手がスポット参戦!

例年、全日本モトクロス選手権の最終戦は、海外ライセンスでもエントリーできる国際格式で実施されてきました。第56MFJ-GPモトクロス大会として開催される今年も、その伝統を継承。これを受け、豪華な海外メンバーの参戦が決定しています。

まずホンダは、最高峰クラスのIA1に、ティム・ガイザー選手(#243)と富田俊樹選手(#718)を出場させます。スロベニア出身のガイザー選手は、モトクロス世界選手権で活躍するトップライダーのひとりで、2015年にはMX2、翌年には最高峰となるMXGPのシリーズチャンピオンを獲得。2015年には、MFJ-GPIA2にスポット参戦したこともあります。そして富田選手は、2015年にIA2で二度目のチャンピオンに輝いた翌年から、米国のAMAプロモトクロス選手権に戦いの場を移し、3年目となる今年は並みいる強豪を相手に初のシングルフィニッシュを達成。シリーズランキングでも自己最高となる14位という成績を収めました。昨年はエントリーリストに名前が記載されるも参戦が見送られたことから、3年ぶりに富田選手の走りを全日本で見られることになります。

一方、このSUGOがホームコースとなるヤマハ勢も、プレミアムなゲストライダーを参戦させます。IA1には、モトクロス世界選手権に参戦するスイス出身のジェレミー・シーワー選手(#91)がエントリー。シーワー選手は、昨年のMX2クラスシリーズランキング2位に輝き、今年からMXGPにステップアップ。ルーキーながらランキング8位となり、来季はヤマハファクトリーチームからMXGPに出場することが決まっています。さらにIA2には、昨年度のIA2チャンピオンに輝いた渡辺祐介選手(#1)が出場。今年はAMAプロモトクロス選手権250MXクラスに挑戦した渡辺選手は、ジュニア時代からホームコースとしてきたSUGOの速さにはこれまでも定評がありましたが、そこにアメリカで磨かれたスピードが加わる今大会の走りは、見逃せないものとなりそうです。

なお今大会のIA1クラスでは、土曜日に実施される通常タイムアタック予選の終了後に、予選上位6名だけが出場できるファイナルアタックが初採用されます。ガイザー選手、シーワー選手、富田選手はまず間違いなくこの中に入ってくるので、ゲストライダーの走りを生で観られる時間は土曜日もたくさんありそうです。

レギュラーライダーのタイトル争いは超し烈!

この最終戦は、海外ライダーの走りにばかり注目していられない状況です。というのも全日本モトクロス選手権として実施される各クラスは、IBオープンクラスこそ前戦で岸桐我選手(#84)のチャンピオンが決定したものの、IA1IA2とレディスはチャンピオン決定がこの最終戦まで持ち越しとなり、とくにIA1IA2では僅差の争いとなっているからです。

まず最高峰となるIA1は、ホンダファクトリーチームの山本鯨選手(#1)がランキングトップを守り、これをわずか9点差でチームメイトの成田亮選手(#982)が追う状況。9点差というのは、例えば成田選手が海外からのスポット参戦組に続く4位でゴールしたときに、山本選手がアクシデントで13位以下になると逆転する差。順当に行けば山本選手が有利な状況ながら、最後まで目が離せない僅差です。

そして、IA1よりもチャンピオン争いがし烈な状況になっているのがIA2です。こちらは前戦終了時点で、ランキングトップの能塚智寛選手(#828)と同2番手の古賀太基選手(#922)が、わずか6点差となっています。もしも古賀選手が両ヒートで優勝すると、能塚選手が両ヒートで2位となっても同点で並び、勝利数が多くなる古賀選手が逆転チャンピオンとなる僅差です。実際には、両者の争いにスポット参戦する渡辺選手やランキング3番手にいる小川孝平選手(#912)などが絡んでくることが予想され、かなり複雑な状況となることが予想されます。

なおレディースクラスは、畑尾樹璃選手(#4)がチームメイトの川井麻央選手(#8)を14点リード。アクシデントなく走り切れば、畑尾選手が初のシリーズタイトルを獲得することが予想されます。

チケットはこちらから!→スポーツランドSUGO

JMX観戦達人のちょい技

10月下旬の東北は朝晩の防寒対策を完璧に」

今年は、10月に入っても暖かい日が多くありましたが、とはいえスポーツランドSUGOがある宮城県は、10月下旬ともなれば朝晩はかなり冷え込みます。とくに関東地方から観戦に訪れる方々は、「少し大げさかな?」と思うような防寒対策をしていくことをお薦めします。

スポーツランドSUGOのコースは、昨年から今年にかけて新しい観客席も設置され、トイレはきれいで、モトクロス用品や飲食物の出店ブースは充実と、観戦初心者でも楽しみやすい環境です。ぜひ、「生でモトクロスを観てみたい」という周囲のバイクファンやレースファンを誘って、今年最後の全日本でエキサイトしてください!

2019 JMX SCHEDULE

4/13-14HSR九州(熊本)熊本県菊池郡大津町平川1500
5/11-12オフロードヴィレッジ(埼玉)埼玉県川越市東本宿100
6/1-2世羅グリーンパーク弘楽園(広島)広島県世羅郡世羅町黒渕728
7/6-7スポーツランドSUGO(宮城)宮城県柴田郡村田町菅生6−1
7/20-21藤沢スポーツランド(岩手)岩手県一関市藤沢町新沼西風40
9/14-15名阪スポーツランド(奈良)奈良県山辺郡山添村大字切幡1343-1
10/12-13HSR九州(熊本)熊本県菊池郡大津町平川1500
10/26-27スポーツランドSUGO(宮城)宮城県柴田郡村田町菅生6−1
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