全日本モトクロス第5戦の見どころ

シーズンは早くもちょうど中間地点に!

全日本モトクロス選手権シリーズ第5戦は、69日(土)~10日(日)に熊本県で開催されるHSR九州大会。全9戦で競われる今シーズンの全日本モトクロス選手権は、早くも中間地点を迎えます。今季開幕戦の舞台にもなった、ダイナミックなレイアウトを特徴とするHSR九州のコースで、1ヵ月半近いインターバルを前にライダーたちが躍動します!

土質の切り替わりもおもしろい名コース

今季第5戦の舞台となる熊本県のHSR九州(ホンダ・セーフティ&ライディングプラザ九州)は、ホンダ二輪車生産の国内拠点となっている熊本製作所に隣接。ホンダのグループ企業として、モータースポーツを楽しみ安全運転を学ぶ施設として運営され、本格的なロードコースや教習施設などを有します。

この一角に設けられたモトクロスコースは、14年にフルリニューアル。世界選手権が開催できるほどの仕様に生まれ変わり、その後は毎年のように山砂を搬入するなどして、全日本開催時はコンディションにメンテナンスされてきました。本来の路面は、阿蘇の噴火に由来する黒土ですが、現在はこの黒土がそのまま残るエリア、山砂と黒土が混ざった区間、山砂が多めに敷かれたセクションが混在した路面に整備されている場合が多く、路面の切り替わりをどのように攻略していくかという点にも、ライダーのスキルが問われます。とくに雨天時は、水はけのよい山砂が多めのセクションに対して、黒土部はスリッピーになることがあり、梅雨時期の大会開催であることを考えると、これもみどころになるかもしれません。

一方でドライコンディションでのレースとなれば、迫力ある大きなジャンプや、ハイスピードバトルとなる長い直線など、ダイナミックなレイアウトが施されたHSR九州ならではの楽しみが待っています。

観戦エリアからを移動して楽しみたいコース!

HSR九州のモトクロスコースは、アップダウンがあまりないフラットな土地に設けられているため、広範囲を見渡せる観戦ポイントはないに等しい状態。コントロールタワーを囲むようにコースが半円状になっているため、スターティングゲート側にいるとその後の展開が見えず、タワーの近くをぐるりと180度近くターンした1コーナー立ち上がり側にいると、一段落ちているコース中間付近が見えないなど、レース展開を把握したいときには少しもどかしさが残ります。

しかし、そのぶんコースの各所には、ハイスピードでコースを駆け抜けるライダーたちを、安全にしかも近い位置で観戦できるポイントが、いくつも設けられています。だからHSR九州では、レース状況を広く眺めることよりも、観戦ポイントをたくさん移動して、あちこちでカッコいいライダーの姿を楽しみながら、お目当てのライダーに声援を送るのがオススメです。

チェックラップ(http://www.maxbrain-jp.com/users/lap/index.cgi)がリアルタイムで更新されているので、コースのどこにいても周回ごとの順位は把握できます。ぜひ、自分だけのお気に入り観戦ポイントを見つけてください!

なお、弘楽園には観客席がありません。折りたたみのイスや踏み台などを持参すると、レースインターバルに座って休憩できますよ!

第5戦でとくに注目のライダーは?

シーズン序盤となる第3戦までを終え、全日本最高峰クラスのIA1では、ホンダファクトリーチームから参戦する成田亮選手(#982)が8ヒート中5勝を挙げてシリーズランキングトップに立っています。成田選手は、HSR九州で開催された今季開幕戦では両ヒート優勝を達成しており、同じコースで実施される第5戦でも優勝候補の筆頭と言えるでしょう

ただし、優勝候補は成田選手ばかりではありません。カワサキトップチームから参戦する小方誠選手(#2)は、開幕戦ヒート1では大クラッシュによりリタイアとなり、この影響もありシリーズランキングでは成田選手と35点差の4番手と出遅れていますが、開幕戦ヒート2では2位に入賞。さらに、第3戦ヒート1と第4戦ヒート2では勝利を挙げており、今大会でもその好調さを維持してくることが予想されます。

そんな小方選手のチームメイトとなる新井宏彰選手(#331)も、上位争いに絡んでくること間違いなしのライダー。現在は、成田選手と26点差のランキング2番手。開幕戦では両ヒートで3位に入賞しています。

また、開幕戦ヒート12位に入賞している、成田選手のチームメイトとなるディフェンディングチャンピオンの山本鯨選手(#1)にも注目。今季序盤は、マシンとのマッチングに苦しんでいましたが、前戦ヒート2では終盤まで激しいトップ争いに加わるなど、状況は改善している模様。成田選手とは31点差のランキング3番手ですが、ここからの巻き返しが期待されます。

一方、IA2は前戦で、ホンダを駆り新チームから参戦するランキングトップの古賀太基選手(#922)が、転倒によりヒート2をリタイアしたホンダファクトリーチームの能塚智寛選手(#828)に対するポイントリードを31点差に拡大。開幕戦では、この古賀選手と能塚選手に加え、カワサキ勢の小川孝平選手(#912)と横山遥希選手(#66)が、ライバルを圧倒するスピードを披露しており、今大会もこの4名を中心とする優勝争いとなりそうです。

そしてレディースクラスでは、今季2勝を挙げてランキングトップを守る畑尾樹璃選手(#4)の地元大会で、スタートから独走して前戦で今季初優勝を挙げたディフェンディングチャンピオンの竹内優菜選手(#1)らがどう対抗するかに、注目が集まります。

 

JMX観戦達人のちょい技

「空港からのアクセス性は熊本が一番!」

HSR九州は熊本県の大津町にあります。この町は、阿蘇観光の拠点としても機能する一方で、ホンダをはじめとする企業の工場などが周辺に多いことなどから、ビジネスホテルが多数あり、予約さえ取れればコースから5km圏内で宿泊場所を確保できるという、土日2日間観戦にとても適した環境です。

しかも、HSR九州のコースから10kmほど、クルマで15分ほどの場所に熊本空港があり、東京や大阪などから飛行機を活用して観戦に訪ねるのにも、とても便利なコースなんです。もちろん、例えば羽田からはANAJALなどが毎日多数の熊本便を設定していますが、成田からは格安航空会社のジェットスターも運航されています。

馬刺しにラーメン、牛肉にスイカにだご汁……と、熊本は美味いもんがたくさん。思い立ったらいまからでも飛行機チケットをゲットして、現地でモトクロス観戦しませんか?

2018 JMX SCHEDULE

4/7・8HSR九州(熊本)
4/21・22オフロードヴィレッジ(埼玉)
5/12・13スポーツランドSUGO(宮城)
5/26・27世羅グリーンパーク弘楽園(広島)
6/9・10HSR九州(熊本)
7/21・22藤沢スポーツランド(岩手)
8/25・26世羅グリーンパーク弘楽園(広島)
9/8・9名阪スポーツランド(奈良)
10/27・28スポーツランドSUGO(宮城)
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